ちょっといい加茂?

子連れ目線の新潟県加茂市近辺のあれこれ

めやす箱からみえたもの①

昨年11月の地方創生委員会との話し合いから、
年末年始に行った子育てめやす箱から見えたもの、
論文形式にまとめたものから概要を簡潔にシリーズでお伝えしたいと思います。

 

加茂市での子育てについて

1、はじめに

人口減少・少子高齢化は、日本で現在も急速に進行しつつある問題だ言われている。

もちろん加茂市も例外ではなく、この人口減少・少子高齢化がすごいスピードで進んでいる。

 加茂市の人口等のデータを住民基本台帳国勢調査人口から詳しく見ると、、、

①なんと1968年の40301人を頂点にずっと減り続けている!

②特に2005年頃からの減るスピードがふえて、国立人口問題研究所の人口推移によると2027年頃にはさらに減ってしまう。

③1年間で生まれる子どもの数は、130人程度でしかない。

 このままでは、生活を支える・支援をする側よりも、支援を求める側の方が多くなってしまう。お金も働き手も足りなくなる!

 加茂市は、何か手をうたないと、存続すらあやしくなるのではないだろうか。

 

 さて、今現在、子どもの数が少ないっていうけど、そもそも加茂市って、子どもを産み育てる場所としてどうなんだろう?

 加茂市のホームページをみてパッと市民生活の疑問が解決す情報を探せなかったり、紙媒体やそこだけ時代が取り残されたように感じてしまう。情報を探すにしても、どこをどう見たらいいのか分からない状態…。

 さらに、核家族だったり、地域との交流があまりなかったりすれば、より一層閉塞感や疎外感を感じてしまい、こんな子育て環境の加茂市にがっかりしてしまうひとも少なくないのではないだろうか。

 また、県外、市外と比べては、「加茂にもあればいいのに・・・」とぼやいてしまう。が、結局「加茂だからしょうがないよね」で片付けてしまうこと、あなたの周りでもありませんか。

それじゃ悪循環で終わってしまう。そんなのは嫌だなぁ。
そんな思いから、子どもを連れて集まれる場所を創ろう!未就園児とその保護者だけでなく、全世代との交流ができる居心地の良い地域交流の場所を目指そうと、「育ち合い応援グループ“ちょっといい加茂”」の活動を始めた。

a-little-bit-better.hatenablog.com

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 活動を進めていくと、同じように子育て情報の入手の困難さや不便さで悩んだり困っている声が多く聞こえてきた。この声をどんなふうに伝えたら、ちょっといい加茂になるかなと話題がでいた、そんな時!

 加茂市議会の地方創生委員会から連絡があり、加茂市議会議員の地方創生委員会の皆さんと意見交換の機会を持つことができた。

 育児サークルへ日曜日のおじさんおばさんの格好で来てもらったり、子どもを遊ばせながら話したり聞くことができた。しかし、時間の都合で思いを十分に伝えられなかったのが非常に心残りでした。

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 もっとちゃんと子育て世代の声を市政に届けよう。

 この子育て世代の困っていることが解決していけば、

「しょうがない加茂」「人口減少の加茂」じゃなくて

あ、「ちょっといい加茂」「子どもの数が増えるかも?」に変わっていくのかも。

ぼやいていても変わらない。市と協力して問題を解決していこう。

 そんな思いで、まずは「加茂市での子育てについて」広く意見をもとめることにした子育てめやす箱の話になります。