ちょっといい加茂?

子連れ目線の新潟県加茂市近辺のあれこれ

「食べること」に関するわかりやすいパンフレット

先日、参加した学習会で、
作成した小児科医でIBCLCの大山先生が紹介していいよ!と話していたので、共有します^^

神奈川県立こども医療センターでは満3歳未満のこどもの偏食外来を行っているそうです。そこで、パンフレットを作成したものが、ネットでも見られるのが、神奈川県小児保健協会 のHPです。
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/cat111194/

1の「たのしくたべる」は、はじめの一歩。
楽しく食べるためのコツ、保護者や大人の対応の仕方のヒントがあります。
ポジティブな行動に注目して、ネガティブな行動に反応しない。

 

2の「いつどこでたべる」は、ひと工夫。空間や時間の工夫です。

世界6か国の平均では母乳やミルクと食事と合わせて10~11回くらい食べたり飲んだりしているそうです。食事は5回。3食+軽食2回

 

3の「いつから・なにを・どのようにたべる?」は具体的な実践編です。

口の幅より小さいスプーンで、少量、舌の先端まで入れて口を閉じたら水平に引く。
スプーンは三本用意して、赤ちゃんに二本取られること前提。
口から出すことも前提で、出していい器ポイポイボールを用意する。
手づかみ食べは離乳食始めるときから、など。

 

・手をのばす、物をつかむのは5~6か月から発達。練習して、獲得していくもの。

・食べない、投げる、逃げる、吐き出すには訳がある。子どもは親を困らせようとしてネガティブな行動をしているわけではなく、自分の状況を言葉で言い表せないので態度で示している。

・食べないものでも、ごく少量を10回だそう。親がそれを食べているところを見ると、その食材を受け入れやすい。

・口を拭くのは食事の最後か、子どもに催促されたら。途中でやるのはマナー違反。

・食事の中身、出すまでは親の役割。
・どの順番でたべるか、どれを食べるかは子どもの役割。

子どもがリードし、親がそれをサポートする。→何事にも言えることかもしれない、と思いました。